フリーターで就職活動をしたいと考えている場合、資格を取っておいたほうが有利なのではと考える方も多いでしょう。
資格を取得しておいたほうが就職に有利になるケースもありますが、どの資格が良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
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フリーターに資格は必要なのか?
結論から言うと、資格は必ずしも必要なものではありませんが、資格がある方が優遇されるケースが多いです。
書類選考の際、担当者は1分以内に応募された書類を確認します。長文で自分をアピールするよりも、資格の欄に所有資格が記載されているほうが印象に残りやすいため、資格があった方が良いでしょう。
私自身も就職活動の前には、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)のExcel資格は取得しました。
フリーターが資格取得のために勉強するメリット
フリーターが資格取得に向けて勉強するメリットについて紹介します。
資格が必要な職種につける
フリーターが資格を持っていると働ける職種業種が増えたり、書類選考を通過できる確率が高くなります。
なお、職種や業種によっては、特定の資格を持っていなければ応募できないことが多いです。
特に国家資格については、資格を持たずに勤務すると法律違反になることもあります。
努力や意欲のアピールができる
資格自体に意味はなくても、資格を取るために努力したエピソードは履歴書や面接の自己PRに変わります。
フリーターが就職のために資格を取得する場合資格の合格に向けて勉強をしなければなりません。
就職するために資格を取得したということをアピールできれば、努力をしたことや意欲が伝わりやすいでしょう。
努力したことや仕事に対する意気込みを証明できるため、書類選考の際に良い印象を与えられます。
キャリアアップにつながる
資格を取得すると、それぞれの業種・職種でキャリアアップにもつながります。
例えば、とある建築会社では資格の有無により初任給や給料が2万円程高くなるケースもあります。
就職するにあたり給与が優遇されたり、信頼度があがるなら、資格取得をした方が良いですよね。
就職活動においても、特定の資格を持っていると有利になることもメリットだといえるでしょう。
フリーターにおすすめの資格10選
普通自動車免許
都市に住んでいるとバスや電車の本数が多く自動車の免許を持っていない方も多いです
しかし、仕事では普通自動車免許を持っていたほうが有利になることがあります。
特に地方で就職を検討している場合は、通勤で使用したり仕事で車を運転しなければならないことも多いです。
そのため、募集要項に「要普通自動車免許」と記載されているケースも珍しくありません。
営業職や運送業で働く場合には普通自動車免許が必要なため、応募する職種によっては必ず取得して置く必要があります。
普通自動車免許を取るためには、およそ30万円ほどの費用と最大3ヶ月間の時間がかかるため、早めに準備をしましょう。
MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
MOSとは、エクセルやワードの技術や知識に関する資格です。
エクセルやワードは様々な仕事で使用されるツールであり、Microsoft Officeのソフトを問題なく使用できるかどうかは非常に重要視されるため取得しておくと良いでしょう。
働けるか不安なひとも、MOS資格を取れば、必要最低限の知識はもちろん、応用的な使い方も覚えられるので自信を持って入社することができますよ
ITパスポート
ITパスポートは、IT関係の基礎知識があることを証明できる国家資格です。
IT関係の資格としては定番であり、フリーターが就職する際に持っているとアピールできるでしょう。
IT業界に就職したいフリーターの方だけではなく、パソコン作業をする可能性がある職種に就職する場合にも有利です。
ITパスポートは独学でも合格できる可能性があるため、IT業界に就職したい方やスキルアップを目指したいという方にも最適だといえます。
TOEIC
TOEICは、英語力を証明するための試験です。
合格・不合格といった試験ではなく、点数ごとに英語力を測ります。
英語を使用する仕事に就職したい場合には、600点以上のスコアが必要でしょう。
企業のなかには、募集内容に「TOEIC〇点以上」といった条件を定めているケースもあるため、TOEICを受験して高い点数を取っておく必要があります。
日商簿記
日商簿記は、財務関係や経理に関する知識を証明するための資格です。
事務職で経理や財務の仕事に就職したいと考えている方は、優位になるため取得しておくと良いでしょう。
日商簿記は1~3級までありますが、2級以上を取得していると有利になるといえます。
級によって難易度は異なりますが、半年ほどの勉強で取得できる可能性が高いです。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPは1~3級まであり、2級以上は難易度が高くなることが特徴です。
FPの資格を持っていると、証券会社、保険会社、銀行、税理士事務所や会計事務所などへの就職に有利になるでしょう。
国内では、FPという職業をそのものは確立されていないため、不動産業界や金融業界に就職したい場合に取得しておくと良い資格だといえます。
社会保険労務士
社会保険労務士の試験は国家資格試験であり、試験に合格したうえで社労士として登録する必要があります。
しかし、試験に合格してもすぐに全国社会労務士会連合会に登録できるわけではなく、2年以上の実務経験がなければ名簿に登録できないできません。
ただし、全国社会保険労務士会連合会が行う面接と通信教育を受けることで実務経験が免除されることが特徴です。
税理士
税理士は、科目選択制度や科目合格制度が導入されていることが特徴です。
11科目から科目を選択でき、合計5科目で合格点を取れば税理士の試験に合格となります。
そのため、合格している科目ごとに「どのような分分野の強いのか」をアピールできることがメリットです。
宅地建物取引主任者
宅地建物取引主任者は、不動産売買において取引の内容をお客さんに説明するために必要な資格です。
実務経験は不要で、2ヶ月ほどしっかりと勉強すれば合格できる可能性が高いでしょう。
不動産業界に就職したい場合には、取得しておくのがおすすめです。
調理師
調理師は、調理技術や食べ物の栄養素、衛生面を考慮した正しい調理方法などを学んだことを証明する資格です。調理師の資格を取得するためには、調理師学校を卒業し、都道府県知事に免許の申請をします。
もしくは、飲食店や食堂などで2年以上の調理業務を行ったうえで、調理師試験に合格するといった方法から選ぶことが可能です。
フリーターにおすすめの資格勉強法
通信教育を受講する
短い期間で資格を取得したいのであれば、通信教育を受講する方法がおすすめです。
勉強時間や費用を抑えて、資格取得を目指せるでしょう。
独学で勉強する方法もありますが、様々な教材の中からどれを選べば良いか分からない場合は、教材がセットになっていることが大きなメリットだといえます。
学校やオンライン教室に通う
資格を取得するために学校に通う方法は、自分で勉強するよりも効率よく知識や技術を身に付けられる可能性が高いです。
ただし、費用や時間がかかる点はデメリットだといえるでしょう。なお、資格ごとに適した勉強法は異なります。
自分が勉強しやすいかどうか、費用をねん出できるかどうかは重要ですが、取得したい資格に合った勉強法を選ばなければ、合格できる確率が下がったり効率が悪かったりするため注意が必要です。
資格取得と同時に就職活動も忘れないこと
資格取得を目指すだけではなく、就職活動を行うことも忘れないようにしましょう。
資格を取らなければ就職できない職種もありますが、業界や職種に関するリサーチを行ったり、志望動機を考えたり、応募する企業を絞ったりといった活動を行うことは可能です。
資格取得にのみ集中していると就職活動に出遅れてしまい、ライバルに差をつけられる可能性があるため注意しましょう。
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今回は編集部のおすすめ順にご紹介します。
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まとめ
フリーターが就職活動をする際には、自分が就職したい業界・職種に関連する資格を取得しておくと有利になる可能性が高いです。
就職活動と併用して資格試験の勉強をすれば、内定を貰える確率も上がります。
エージェントといったプロのアドバイスを受けて、資格取得と就職活動を上手に平行しましょう。
就活に有利な経験として、長期インターンに参加するのもおすすめです(関連:長期インターンは就活に有利になる?就活に与えた好影響を解説!)