やりたい仕事がない3つの理由と解決策!

やりたい仕事がない

やりたい仕事がないと、就職活動の目標が漠然として、モチベーションが上がりません。

闇雲に仕事を探しながら、「本当に自分はここで働きたいのか?」と自問自答し、その迷いが伝わって、上手くいかない負のスパイラルに陥ります。

そこで今回は、やりたい仕事がない理由を解説し、解決策を伝授します。

『やりたい仕事がない』は普通のこと

「将来の夢は何ですか?」

子供のころ、誰もが1度は聞かれたことがあるでしょう。「夢は大切」「やりたいことを仕事にする」という価値観が、子供のころから植え付けられているのが日本です。

しかし、実際に夢を叶えてやりたいことを仕事にした人は、多数派ではありません。「宝くじで1等当たったら、仕事を辞めて遊んで暮らす!」と言うのは、年末の風物詩のようなもの。お金が有り余っていれば働きたくないのは、ごく自然な感情です。

内閣府が発表している「平成30年版子供・若者白書(概要版)」でも、「やりたいこと=仕事とは限らない」という結果が出ています。

仕事をする目的(2つまで回答)
・収入を得るため:84.6%
・仕事を通して達成感や生きがいを得るため:15.8%
・自分の能力を発揮するため:15.7%
・働くのがあたりまえだから:14.8%
・人の役に立つため:13.6%
・社会的な地位を得るため:7.0%
・親やきょうだいを養うため:4.6%
・その他:1.3%

引用:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h30gaiyou/s0.html
出典:内閣府

多くの若者にとって、仕事は収入を得るための手段。中には生きがいや人の役に立ちたいなど、明確な目標を持っている人もいますが、多数派ではありません。

子供のころから幾度となく「やりたいことを仕事にしよう」「夢を持とう」と聞かされ続ければ、「やりたい仕事があるのは当たり前」と思ってしまいますよね。しかし、やりたい仕事がないのは、実は普通のことなのです

わたしもやりたい仕事がない状態で、とりあえず就職活動をはじめました。まわりを見ても、本当にやりたい仕事をやっている人は少数だと感じています。

やりたい仕事が見つからない3つの理由

多数派ではないとは言え、やりたい仕事を見つけて目標を立て、それに向かって頑張っている人はいます。

やりたい仕事が見つかる人と見つからない人では、何が違うのでしょうか。

やりたい仕事が見つからない理由を解説します。

① 仕事の種類を知らない

人は自分の知識内でしか選択ができません。

そのため、仕事の種類を知らないと、狭い選択肢の中で選ぶことになり、やりたい仕事がない事態に陥る可能性も高まります。

また、職種について深く知らないのも、やりたい仕事がない良くある理由です。

例えば、「事務職」と言っても、庶務、人事、営業補佐等、内容は多岐に渡り、業種によっても特徴が変わります。

知識が広がれば、「事務は嫌だと思っていたけど、そうではなかった」という気付きがあるかもしれません。

やりたい仕事がない人は、興味がないと追求せず、自発的に知見を広げられないタイプが多いのです。

どんな職業が向いているのか、男女別に人気の職業をまとめてみました。気になる方は以下をご覧ください

【関連】フリーター就職の人気職種10選!男女別におすすめの仕事をご紹介

② できることを制限している

本当はやりたい仕事があるのに、「自分にできるはずがない」と思い込み、自ら除外している場合もあります。

例えば、子供時代はサッカー少年で、部活動もサッカーに所属し、「サッカー選手になれたらいいな」と思いながらも、早い段階で「上には上がいる」と諦めてしまうようなケースです。

「時間と努力を無駄にしたくない」とコスパ意識が強く、慎重な性格の人に良くある思考です。もちろん、仕事は収入を得る手段なので、可能性の低い選択肢を除外するのは作戦のひとつと言えます。

しかし、あまりにも警戒心を働かせてしまうと、無難で魅力のない選択肢しか残りません。これでは、やりたい仕事がないのも必然でしょう。

③ アルバイトや仕事の経験が少ない

アルバイトを含めた仕事の経験が少ないと、そもそも働くイメージがつかず、自分が何をしたいのか、どんな仕事に向いているのかわかりません。

勉強もせずに難関校を受験するようなもので、「やりたい仕事がない」以前に、何から始めたら良いのかわからない状態です

「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、経験から学ぶことは非常に多いです。

働く経験値がゼロ、もしくは少なければ、「これがやりたい!」という実感を持てず、やりたい仕事がないと感じる理由になります。

やりたい仕事がない時の5つの解決策

やりたい仕事がないと、どんな仕事を選べばよいのかわからず、就職活動のスタートで躓いてしまいますよね。

ここからはやりたい仕事がない時の解決策を伝授します。

① 自己分析をする

まずは、自分を知ることから始めましょう。自分はどんな性格で、何が得意で、どんなことなら快適にできるのか、やる気が出るのか、逆に何を苦痛に感じ、何が苦手なのかをじっくり考えるのです。

と言っても、何もない状態で自分と向き合うのは、なかなか難しい作業です。そこでおすすめなのが、就職支援や求人サイトが無料で行っている診断です。

質問に答えるだけで、自分を分析できます。また、そのまま就職活動もできて一石二鳥です。自己分析できるサイトは数多くありますが、厳選して2つ紹介します。

doda(キャリアタイプ診断)

doda キャリアタイプ診断

120問の設問に答えてわかる、キャリアタイプ診断です。所要時間は約10分程度。結果から以下のことがわかります。

A性格・気質傾向
積極性、外向性、柔軟性、配慮・サービス性、機敏性、緻密性、の6つをスコアで表します。性格・気質の上での強み・弱みが分かります。

B能力傾向
問題解決、学習、行動・実行、処理・対応、状況判断、コミュニケーション、の6つの能力をスコアで表します。診断後の意識づけによってスコアアップできます。

C行動基準
普段のあなたが「相手のニーズ」「自分自身のポリシー」「組織の目標達成」などのうち、何を基準に判断や行動しているのかが分かります。

Dあなたに向いている仕事スタイル
「性格・気質」「能力」「行動基準」を基に、スペシャリストかゼネラリストかなど、あなたに向いている仕事のしかた(スタイル)を示します。

Eあなたに向いている企業風土
「性格・気質」「能力」「行動基準」を基に、革新的か安定的かなど、あなたに向いている企業・組織の風土・環境を示します。

引用:https://doda.jp/dcfront/personality/personalityIndex/
出典:パーソルキャリア株式会社

自己分析結果は、そのままサイト内で仕事を探すことに役立ちます。診断結果に基づき、エージェントから紹介が受けられるのです。自己分析するだけではなく、就職活動時の自己PRや面接対策としても利用できます。

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リクナビNEXT(グッドポイント診断)

グッドポイント診断

グッドポイント診断は、設問に答える形式の診断です。

所要時間は30分程度かかります。以下の18種類の特性の中から、あなたの強みを5つ診断する内容です。

  • 親密性:じっくりつきあう
  • 冷静沈着:いつもクール
  • 受容力:広く受け入れる
  • 決断力:迷わず決める
  • 悠然:ゆったり構える
  • 柔軟性:あれこれトライ
  • 現実思考:実現可能性にこだわる
  • 自己信頼:信じた道を突き進む
  • バランス:全体を考える
  • 社交性:360°オープン
  • 高揚性:ノリがよい
  • 自立常:に主体的
  • 慎重性:掘り下げて考える
  • 俊敏性:スピード第一
  • 継続力:決めたらとことん
  • 挑戦心:高い目標もクリア
  • 感受性:場の雰囲気を感じ取る
  • 独創性:オリジナリティあふれる

引用:https://next.rikunabi.com/goodpoint/
出典:株式会社リクルート

診断結果では、5つの得意分野それぞれに対して、更に文章で細かい分析が示されます。

リクナビNEXTで求人に応募する際、診断結果を添付して就職活動に活かすことも可能です。

【関連】グッドポイント診断の分析結果が凄い!やり方とタイプ別の適職を紹介

② 業界研究、職種を調べてみる

世の中にはどんな業種や職種があるのか知るのも重要です。あなたがまだ知らない職種の中に、「これぞ天職」と思えるものがあるかもしれません

業界研究、職種研究は、求人サイトを使うと良いでしょう。やり方を簡単に説明します。

  1. 求人サイトの職種をピックアップする
  2. 職種ごとにどんな求人があるのかリサーチし、仕事内容、労働環境(基本給、福利厚生、休暇等)をまとめる
  3. それぞれの業界、職種にはどんな特色があるのか分析する

「徹底的に調べよう」と取り組むことで、あなたが今まで見ようとも思わなかった求人を目にする機会が増えます

調べている内に仕事内容や待遇の違いの理解が進み、「こんな職場で働きたい」「こういう仕事がしたい」「この仕事ならやりがいが持てそう」「これなら自分の特技を活かせる」など、さまざまな希望が生まれるでしょう。

【関連】フリーター就職の人気職種10選!男女別におすすめの仕事をご紹介

③ 資格やスキルを身につける

「今の自分では、希望する仕事に就くのは難しそうだ」と思うならば、資格やスキルを身に付けましょう。自分ができることを増やせば、仕事を選ぶ範囲が広がります。

「これがやりたい!」「この資格を取りたい!」と思うものがあれば、チャレンジあるのみです。

勉強の仕方は独学、通信教育、専門学校、職業訓練などさまざまです。派遣会社に登録して無料研修を受けるのもおすすめです。

「何かできるようになりたいけど、これと言ってやりたいものがない」という場合は、自己分析で発見した得意分野や苦にならないものを選ぶと良いでしょう。

「安定している」「土日祝日休み」など、労働条件の希望から必要なスキルを逆算する方法もあります。

【関連】フリーターにおすすめの資格と勉強法|就職に有利な資格を厳選紹介

④ 給料が高い仕事を選ぶ

収入の高さは仕事をするモチベーションに大きく影響します。やりたい仕事がないなら、仕事は生活のためと割り切り、できるだけ給料が高い仕事の中から選ぶのも良いでしょう。

「給料が高い」という条件を決めることで、数多くある求人を絞るメリットもあります。

高収入でも未経験から働ける仕事は、探すといろいろ見つかるものです。もちろん、あなたの経験が活かせる仕事なら、就職活動も有利になるでしょう。

⑤ 適職診断を受けてみる

やりたい仕事がない場合、自分に向いている仕事、比較的得意な能力を活かせる仕事から選ぶのも良いでしょう。

仕事をする時間は長いですから、苦にならないのは非常に大切です。また、得意が活かせれば職場での評価も高まり、快適に仕事ができます。

しかし、自分の適職を客観的に判断するのは難しいですよね。そこでおすすめしたいのが適職診断です。

インターネットでは気軽にできる適職診断が数多くあります。就職支援サービスや転職エージェントが企画している適職診断も多く、そのまま就職活動にも活かせます。

適職診断ができるおすすめサイト

適職診断ができるおすすめサイトを、厳選して3つ紹介します。

全て無料で行えますので、あなたのやりたい仕事探しに活用してくださいね。

ハタラクティブ 適職診断

ハタラクティブ 適職診断

20代のフリーターや既卒、第二新卒が対象の就職支援サービス「ハタラクティブ」が行う適職診断です。

32問の設問に答えるだけ、5分程度で簡単に適職診断ができます。

ハタラクティブのカウンセリング実績は約11万件。80.4%と高い内定率で、未経験からの正社員求人が多数あるのが特徴です。

アドバイザーとの面談で希望をしっかり確認した上で、求人の紹介をしてくれます。

履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などフォロー体制も万全です。更に、内定後も無料で相談を受け付けています。

ハタラクティブの適職診断が話題!向いている仕事を調べてみよう

doda 適職診断

doda 適職診断

現在の仕事に不満や不安があり、転職を考えている人におすすめの適職診断です。

あなたに向いている転職の分野や、今の仕事の満足度などがわかります。設問は前半が仕事への姿勢や考え方、後半が現在の職場に対する評価となっています。

dodaは大手企業の求人も多い転職エージェントです。業界最大級の求人数を扱っており、専門スタッフが転職活動をサポート。面接の日程調整など、企業とのやり取りを代行してくれます。

適職診断の他、「自己PR発掘診断」「はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断」などがあります。

マイナビ転職 ジョブリアス診断

マイナビ転職 ジョブリアス診断

ディグラム診断とコラボし、20の設問に答えるだけで、あなたの適職がわかる診断です。

マイナビ転職会員登録不要で結果が見られます。

仕事での強みや弱点、本領発揮できる職種など、より詳しい結果を知りたい場合は、会員登録が必要です。

マイナビ転職とは、転職に特化した情報サイトです。登録するとスカウトサービスやWEB履歴書添削等のサービスが受けられます。その他、会員限定の適性診断も行っています。

YouTubeではマイナチTVキャリアを展開。こちらは会員登録不要で自由に視聴できます。

まとめ

「やりたい仕事がない…」と気持ちが沈んでいると、働いている人が皆キラキラして見えるものです。

しかし、そう感じるだけで、実は仕事に悩みを抱えながら働いている人もいるでしょう。心から納得して働いているとは限らないものです。

とはいえ、やりたい仕事があって、目標に向かって仕事をしながらやりがいを感じられるなら、やっぱり嬉しいですよね。

仕事はあなたの時間の多くを占めるのも事実です。快適に働くためにも、自分と仕事について分析しながら、あなたに合った仕事を探してくださいね。